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「壁量電卓 for 南部支部」は、一般社団法人東京都建築士事務所協会南部支部の会員向けのWEBアプリです。アプリのアドレスは会員外には漏らさないようにお願いします(定期的にアドレスは変更予定です)。運営が出来なくなります。支部会員限定ということをご理解ください。もし漏れていることが確認された場合、利用を停止させていただくこともあります。またパスワード制など面倒なことをお願いしなければならなくなりますので、よろしくお願いします。

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壁量電卓 for 南部支部の機能

・CADライクの入力で壁を入力できる

・ボタンなどで切り替えせず、マウスとキーボードで入力可能です。

・任意階のX方向、Y方向の集計

・面積と係数を入れると、必要壁量が求められ、入力済の壁量と比較が可能

・改正法に対応。壁倍率7倍入力可能。

・途中での保存が可能。保存ファイルを読み込んで作業の継続が可能

あくまで、計画時に簡単に壁量検討ができるアプリとして開発しています。バランスの検討、計算書の出力、N値計算、バランスの検討などは実装していません。

<使い方>

 壁量電卓 for 南部支部のホームページにアクセス(支部会員にメールで送付します)

 求めたい階の床面積(㎡)を入力し、表計算ツールや早見表で出た必要壁量の係数を入力します。すると必要壁量(m)が自動計算されます。
 (左ボタンドラッグで床が入力でき、床の合計を床面積に入れることも出来ます)

 次に、グリッド画面で、耐力壁を入力します。

 ①グリッド上で左クリックが始点
 ②壁の終点のグリッド上で右クリックで終点
 ③最後に壁倍率を数字で入力で入力完了です。

 日本語入力をOFFにしての入力をお勧めします。

 壁は、壁倍率の数字を右クリックで消すことができます。

 グリッド操作は、グリッドの追加(右のみ)、グリッド間隔の変更、グリッド名の変更、グリッドの削除ができます。やや不安定な部分がありますのでできるだけ使わない方が良いです。

 グリッド名の上で右クリックすると、「名前の変更」「削除」「軸追加」のメニューがでます。
 「名前の変更」は文字通り変更できます。変更したらEnterで確定してください。
 「削除」は、軸(通り芯)を消します。戻せませんし、入力に影響がでるのでできるだけ使わないでください。
 「軸追加」は、その軸からの距離を入力すると軸が追加されます。名前は自動で適当に付くので気になるなら直してください。

 グリッド間隔はダブルクリックで変更できます。変なところに変更ダイアログがでます(基本、かなり上)。変更したらEnterで確定してください。

 リアルタイムでX、Yの壁量は集計され、必要壁量より下回る場合は、赤色でNG,上回る場合は青色でOKがでます。設計時の参考にしていただけたらと思います。

 マウスホイールで始点、終点をクリックすると、その距離が出ます

 Sキーを押すと、1/2の表示になります(編集等は出来ません)。もう一回押すと元に戻ります。

 保存を押すと、現状をファイルに保存しダウンロードされます(保存名は「壁量電卓保存ファイル.json」です。適当な名前に変更して、任意の保存先へ保存してください)

 読込で、先ほどのファイルを読み込むと、以前の入力状況を読み込め作業を継続できます。

注意事項

 あくまで壁量の集計です。壁の幅(筋かいは900以上、構造用合板は600以上)などルールはチェックしませんので、ご自身で注意して入力してください。

 バランスの検討はしません(そのうち実装予定です)

 壁倍率で入力します。両面の壁+筋かい、といった感じで合計の数字を入力します。準耐力壁を加算しても構いません。

以下、動画でも紹介しています。

操作方法(南部支部のyoutube)

 

お問い合わせ

 info△taafnanbu.sakura.ne.jp  △を@にかえて送信してください。件名は、壁量電卓について。メールにてお願いします。

今後の予定

 2025年4月 4分割法の検討を追加。帳票印刷(壁量計算のみ)機能の実装

 以降、帳票印刷(壁量計算+4分割法)の実装、1,2階を単一ファイルで入力できるようにする などを予定

 N値計算との連携は今のところ未定ですが、考えてみます。

Ver履歴

2025年3月12日 会員向けβ版Ver.0.5公開

2025年4月1日 会員向け正式バージョン(Ver.1.00)公開 保存機能と床入力機能を実装。デザイン変更